お見合い

お見合い

ママ友数人と少し豪華なランチをと、ビストロでコース料理を食べてきました。珍しくみんなでワインもとって、乾杯して、優雅なランチタイムです。

昼のワインはなかなかいいものですが、酔いも早い(笑)

おしとやかだったママ友仲間もだんだんと打ち明け話になってきて、やがて「ご主人とはどういうふうに出会ったの」というお決まりの質問大会が始まりました。

まぁそれぞれ、大学のサークルで、実は高校の同級生で、職場結婚よとわいのわいの盛り上がっていると、そのうちのひとりが「うちはお見合いよ」とさらっと口にして、その途端、周囲は「おお?」と色めきだってしまいました。

私たちの母の世代ではお見合いは普通だったのでしょうが、同世代ではなかなか耳にすることがありません。

実際には、友達の紹介とか、弟の紹介とか、なんだかよくわからないけど結局は「お見合いみたいもん」な出会いはよくあるわけですけど、彼女の場合は、「釣書がまわってきて、よさそうだったらホテルでお茶をして、仲人さんみたいのがいる」まさに正統派ザ・お見合いだったというのです。

みんな興味津々で彼女の話題に盛り上がってしまいました。

彼女とご主人は普段からとても仲がよさげですし、子供も2人いて幸せそうです。雰囲気からいって、「てっきり大学の先輩後輩とかで社会人になってしばらくして結婚した」というパターンだと思い込んでいたんですよね。

お見合い当日は「お母さんが選んだ、老舗国産ブランドのワンピース」で、ホテルで「お茶とケーキを仲人さんと一緒に食べて」、仲人さんがあれこれ世話を焼いてくれて、話題をふってくれて、適当なところで「じゃ、そろそろ私たちはここで」みたいに、まさにドラマで見るようなお見合いだったそうです。

それでふたりでホテルの庭を散歩したらしいのですが、「あんまり、ありがちなお見合いのやり方だったのでおかしくなってきて、庭にふたりで出てから思わず笑い出してしまった」らしいんです。それでなんだかお互い気持ちがゆるんで、そのまま「今度は夕飯でも」と次のデートにつながったというんですよね。

なんかみんなで、「はぁぁ、すごいよね」と(笑)

そういうお見合い方式が今もまだあり、彼女いわく「仲人さんとは今もまだおつきあいがあるけど、意外と成功率が高いんだって」という話にまた、ひとしきり盛り上がりました。

もし、うちの息子にヨメさん見つからなかったら、やっぱ、昔ながらの「お見合いおばさん」に頼むしかないな、とふと思った出来事でした。

千葉でお見合いパーティー

怒れる人、怒れない人

上手く怒れる人って凄いなと思います。私は人に怒るというのが苦手で、つい感情的になるべき場面を見極められずに困ってしまうことが多々ありますから。

怒れないと何か損をする訳では無いと思っていましたが、大人になっていろいろ場数を踏むとそうでもないことがよく分かります。例えば目上の人に自分の意見を伝えようと、熱意を伝えようと感情的になったり、後輩に叱咤したりと、怒る必要がある場面はたくさんあるんです。

こういうのって、本当は学生時代に経験しておくべきだったのかもしれません。私の学生時代は平々凡々としたもので、争いごととは無縁の世界でした。よく学校には番長がいて、校内でケンカがあったり、他校と揉めたりなんていう話がありますが、そんなのおとぎ話の世界とすら思っていたくらいです。

ケンカなんてしたことありませんよ。多少口論はしたことはありますが、ケンカと呼べるものでは……。温厚な性格ゆえ、無意識的に争いごとは避けていたのかもしれませんね。

怒られる事はたくさんありました。部活動でもアルバイト先でも、しょっちゅうとまではいきませんが、度々指導という名目で怒鳴られてはいましたので、怒られることに対する免疫はできています。ただ、怒る経験があまりにも乏しいのです、私は。

飲みの席では「どうやれば上手く怒れるんでしょうか?」と、真剣に話をぶつけます。でも、笑われておしまいです。「そんなの、怒りたいと思ったときに怒れば良いんだよ」としかアドバイスされませんから。それが分からないんで困ってるんですけどね。

でもある時、先輩にこんなことを言われて、怒れないという悩みがちょっとは楽になりました。

「君は無理に怒ろうとする必要は無いよ。温厚な君のような人がいて、僕俺みたいにしょっちゅう怒鳴る人がいるから、世界は成り立ってるんだからさ」

凄く胸に響いた言葉でした。そう語ってくれた先輩は、ことあるごとに職場で怒鳴り散らしてる人です。もちろん理不尽に怒ったりすることはありませんが(笑)。そんな人にそう言われたお陰で、私は私のまんまで、無理に怒ろうとする必要は無いのかもって思えるようになったんです。

良い警官と悪い警官っていう組み合わせがありますが、その感じに似てるかな? それとも飴とムチ? とにかく、色々な人がいるっていうバランスが大切なのかも。